「今宵も喫茶ドードーのキッチンで。」標野凪 双葉文庫 料理やスイーツを題材にした小説が増えまくっていますね。喫茶店を扱っているものもすごく多くて、内容も心が疲れたり、傷ついたりした人がお店に入って店主や出てくるメニューで癒される。この小説も…
「ミミズクとオリーブ」芦原すなお 創元推理文庫 讃岐名物の「醬油豆」。焼いたカマスのすり身と味噌をこね合わせた「さつま」、黒砂糖と醤油で煮つけた豆腐と揚げの煮物。カラ付きの小海老と拍子木に切った大根の煮しめ、新ジャガと小ぶりの目板ガレイ(ぼ…
稲田俊輔 南インド料理店「エリックサウス」総料理長の傍ら様々なジャンルの飲食店の業態開発やメニュー開発を手掛けていらっしゃる方。著書も多数あり、「おいしいものでできている」「人気飲食チェーンの本当のスゴサがわかる本」「南インド料理店総料理長…
「侠飯」福澤徹三 講談社 amazonオーディブルで「侠飯」を発見! https://amzn.to/4cpDVTL こちらは漫画版を読み、ドラマも視聴してどちらも面白く、本屋さんで小説版もあることは知っていたのですが、内容は同じだろうと思ってスルーしていました。オーディ…
最近すぐに目が疲れてしまって読書がはかどらない。年齢を重ねるごとに集中力もなくなって読みたい本は山のようにあるというのに、なかなか読み進めなくて本当にもどかしい日々を送っています。そんな時に目にしたオーディブルの広告。 amzn.to Amazonプライ…
COSORIノンフライヤー YouTubeでノンフライヤーを使った料理を見てから、揚げ物好きの私としては、勿論健康のため、また昨今の油の高騰等考えて、これしかない!と思って楽天でポチッ! これがまあ本当に便利で美味しくって、何故もっと早くに購入しなかった…
「ハヤブサ消防団」池井戸潤 集英社 先にドラマ観ちゃったんですよね。中村倫也さん主演で川口春奈さんや脇には生瀬勝久さん、山本耕史さん、橋本じゅんさん、梶原善さんなどそうそうたるメンバーが脇を固めて、毎回思わぬ展開にハラハラドキドキしながら久…
「晴や、開店 人情おはる四季料理」 倉坂鬼一郎 光文社文庫 時代小説のご飯ものってすっごく増えてますよね。私は「みをつくし料理帖」しか読んでいないのですが、江戸時代ってなんて豊かで美味しそうなんだろうと興味を感じていました。 もっと時代小説読ん…
「最高のアフタヌーンティーの作り方」古内一絵 中央公論新社 アフタヌーンティー・・・。一度は行ってみたいと思いつつまだ実現出来ず。食べきれるのかという不安とこの値段ならレストランできちんと食べた方がいいのではなんて考えて、まっ、行かなくても…
「今日のハチミツ、あしたの私」寺地はるな ハルキ文庫 表紙の分厚いホットケーキに魅せられました。最近ご飯小説が多くって、また表紙も美味しそうに描かれているので、ついつい目に留まってしまうのです。上手に出版社の方も食いしん坊を嵌めているなぁと…
「あまからカルテット」柚木麻子 文春文庫 「BUTTER」では木嶋佳苗事件を題材にした重厚な長編を描き、「ランチのアッコちゃん」などのアッコちゃんシリーズでは明るくちょっとコミカルで元気になるビタミン小説と同じ作者とは思えないほどの多彩な柚木麻子…
「ヤマサのちくわ」 おでんの種に欠かせないちくわや練りもの。常備しておくと、お肉や魚の代わりに炒め物や煮物に使ったり、ちょっとしたおつまみになったりと便利な存在ですよね。ただそれ程思い入れはなく、スーパーに売られているもので充分と思っていた…
「Rのつく月には気をつけよう」石持浅海 祥伝社文庫 Rのつく月に気をつけつつなおかつ美味しいもの・・・これってそう、牡蠣の事ですね。表紙から察するとお酒も凝ってるのかな?何だか美味しそうな匂いがぷんぷんする小説です。裏表紙には「ミステリーファ…
上野「うさぎや」どら焼き もう何年も前に上野の「うさぎや」のどら焼きを頂いてめっちゃ美味しかったことが忘れられずにいたんだけど、なかなか買いに行くまでには至らずだったのですが、最近何故かネットでどら焼きの記事を見ることが多くなって食べたさが…
「国道食堂 1st season、2nd season」小路幸也 徳間書店 X(旧ツイッター)で著書が飼い猫との会話!?を毎日つぶやいていて、それが妙にツボに入ってしまい、どんな小説を書いている方なのか、きっと絶対面白いに違いないと思って購入。 「それで? 飼い主…