美味しい小説本
「店長がバカすぎて」早見和真 角川春樹事務所 早見和真さんは2015年に「イノセント・デイズ」で日本推理作家協会賞を受賞、2020年「店長がバカすぎて」で本屋大賞ノミネート、「ザ・ロイヤルファミリー」でJPA賞馬事文化省・山本周五郎賞を受賞され…
「婚活食堂」山口恵以子 「婚活食堂」の初版が2019年9月20日。 発売と同時に購入していて、2巻、3巻その後も発売の度に購入。未読のまま今に至る・・・・。 つまり積読ですね。 読もう読もうと思いつつ、大袈裟ではなく本屋に行くたびに山口恵以子…
「ときどき旅に出るカフェ」近藤史恵 近藤史恵さんの小説は美味しそうな食べ物が出てくるから大好きです。 小説自体も面白いけど、出てくる「世界のスイーツ」に興味津々。 聞いたこともないメニューが登場するので検索しながら、食べたことがないスイーツに…
「ライオンのおやつ」小川糸 小川糸さん、大好きな作家さんです。 「ライオンのおやつ」は2020年の本屋大賞第2位の作品です。 ちなみにこの時の大賞は凪良ゆうさんの「流浪の月」でした。 審査員の方達相当悩んだだろうなぁ。 NHKでドラマ化もされたよ…
「明日の食卓」椰月美智子 何も情報もなく手に取った1冊。 タイトルからほのぼの系を想像したのだけど、真逆でなかなかシビアな作品でした。 菅野美穂、高畑充希、尾野真千子の主演で映画化もされていましたので、なかなかの問題作だったんですね。 犯人は…
「僕とおじさんの朝ごはん」桂望実 桂望実さん、初めて読みました。 美味しい朝ごはんがたくさん出てくるのかと思ったら、意外にシビアな内容で想像とはだいぶ違ってました。 最後の朝ご飯の描写が最高です。 「僕とおじさんの朝ごはん」あらすじ 無気力な水…
「沈黙のパレード」東野圭吾 東野圭吾さんの著作が100冊刊行され、国内累計発行部数が1億部を突破したとニュースになりましたね。 私もミステリーの中では東野圭吾さんが断トツ大好きで、何とか半分くらいは読んだのかな? 発行期間が速くて読んでも読ん…
「麦本三歩の好きなもの 第二集」住野よる 「麦本三歩の好きなもの」続編です。 特に何かあるという訳ではないのだけでど、三歩ちゃんの不思議な魅力でまた続きが読みたくなってしまいます。 何なのでしょうか? 基本はほのぼのなんだけど、結構考えさせられ…
「山亭ミアキス」古内一絵 古内一絵さんは「マカンマラン」でご存じの方多いのではないでしょうか。 古内一絵さんの本は表紙デザインが綺麗で、本屋さんに行くと必ず手に取ってしまいます。 この「山亭ミアキス」もご多分に漏れず素敵なんですよね。 そして…
「女神のサラダ」 瀧羽麻子 タイトルに惹かれて何気なく手に取った1冊でしたが、宝くじに当たったような読後感。 とても心温まる本で多くの方に読んでいただければ心の疲労にも効くビタミン剤のよう。 とても素敵な小説でした。 「女神のサラダ」 あらすじ …
「口福のレシピ」原田ひ香 今最も勢いのある作家さんの一人である原田ひ香さん。 料理小説も多く「口福のレシピ」もお料理満載の小説です。 「口福のレシピ」あらすじ 品川留希子の実家は江戸時代から続く「品川料理学園」を経営。 留希子は後継者としての道…
「山の上のランチタイム」高森美由紀 オムライスの表紙、目次に記される料理が美味しい小説なんだなと感じさせます。 そして多分ほっこりタイプのお話なんだと・・・・ 「山の上のランチタイム」あらすじ 山の上のレストランで働く美玖、都会で修行したオー…
「ゆうれい居酒屋」 「食堂のおばちゃん」でおなじみの山口恵以子さんの「食と酒」小説です。 山口恵以子さんの小説はほとんど読破しています。 だって美味しい料理満載でレシピ付きなんですもの。 飲食店舞台にシリーズ化されているのに、新しいシチュエー…
あけましておめでとうございます。 元旦の日は「孤独のグルメ」を満喫しながらゴロゴロとゆったりしたお正月を過ごさせていただきました。 時間があるときって意外と読書に集中出来ないものですね。 でも今年もたくさんの美味しい本を読破していきたいと思っ…
菜の花食堂のささやかな事件簿 最近料理を題材にした日常ミステリー小説が増えましたね。 気軽に読めるのでつい買っちゃいます。 こちらも美味しい料理がたくさん出てきますよ。 「菜の花食堂のささやかな事件簿」あらすじ 靖子先生は菜の花食堂を一人で経営…
「麦本三歩の好きなもの」 2016年の本屋大賞で「君の膵臓をたべたい」で2位を受賞された住野よるさんの著書です。 住野よるさんの本は初めてなんですが、「君の膵臓をたべたい」は映画やアニメ化されるまでの人気小説で読みたいと思いつつ、どうもタイ…
「風のベーコンサンド 高原カフェ日誌」柴田よしき 「高原カフェ」「ベーコンサンド」 このキーワードだけで確実に美味しい小説だとわかりますよね。 読み始める前からどんな料理が出てくるのか楽しみです。 「風のベーコンサンド 高原カフェ日誌」あらすじ …
「ヒカルの卵」森沢明夫 たぶん卵料理が出てくる美味しい小説だろうなぁと思って手にしました。 森沢明夫さんなので、ほっこりは間違いなし!? 「ヒカルの卵」あらすじ 養鶏場を経営するムーさん。村の活性化と多くの人に美味しい卵を食べてほしいという思…
「チーズと塩と豆と」 4人の直木賞作家 角田 光代さん、井上 荒野さん、森 絵都さん、江國 香織さんによるヨーロッパを舞台に食をテーマにした短編集です。 NHK・BSで4人の作家がそれぞれヨーロッパの田舎を旅する番組で小説が書かれドラマ化もされ番組に…
「東京會舘とわたし」上下 辻村深月 東京會舘にはクッキングスクールがあって、いつか習いたいと思いつつ、他の料理教室に通ってしまったため、習いそびれてしまいました。 頭のどこかに「東京會舘」が存在していたような気がします。 「東京會舘とわたし」…
「和菓子のアン」坂本司 洋菓子を作る事が多いですが、和菓子も大好き!! ということで表紙が魅力な「和菓子のアン」。 美味しい和菓子満載の小説です。 「和菓子のアン」あらすじ 高校卒業後、デパ地下の和菓子屋さん「みつや」で働くことになったアンちゃ…
「ひなた弁当」 とにかく面白かった!! 新型コロナ、異常気象、自然災害等々、なにかと暗くなる中是非皆さんに読んでほしい1冊です。 「ひなた弁当」あらすじ 50歳目前で会社からリストラされた芹澤良郎。 上司からの裏切り工作でのリストラ。 再就職も…
暑さと新型コロナでまたおうち時間が増えてしまいました。 昼間はお家カフェ、夜は家飲みで日々楽しむようにしています。 今回ご紹介する本は「ちびねこ亭の思い出ごはん 三毛猫と昨日のカレー」です。 「ちびねこ亭の思い出ごはん 三毛猫と昨日のカレー」 …
「巴里マカロンの謎」 「巴里マカロンの謎」が、米澤穂信さんの小市民シリーズの最新作と知ったのは購入後の事。 まあこの手の小説は最初から読まなくても大丈夫だという確信を持っているので、タイトルの「マカロン」がどのようなネタになるのか楽しみにし…
森沢明夫さんといえば、映画、ドラマでもお馴染みですよね。 小説、エッセイ、絵本、ノンフィクションと幅広く活躍されている作家さんです。 森沢明夫 映画 ドラマ 映画 2011年 オリエンタルラジオ主演「津軽百年食堂」 2014年 吉永小百合主「ふしぎ…
もう皆さんご存じの柚木麻子さんの「BUTTER」。 柚木麻子さんの「BUTTER]は直木賞にノミネートされた作品です。 「ランチのアッコちゃん」から始まるアッコちゃんシリーズ3部作を読んだ後に手にした本です。 何の予備知識もなくただ「BUTTER」というタイト…
東野圭吾さんの本はだいぶ読みましたが、ミステリー自体ににのめり込んでしまうので、食に関しての記述はほとんど記憶がありません。 唯一印象に残ったのが「ウインクで乾杯」です。 この作品は1988年に単行本「香子の夢ーコンパニオン殺人事件」として…
毎日雨が続いて気持ちも体も落ち込み気味。 ちょっとでも日が差してくると、嬉しくなって部屋干ししていた洗濯物を外に出して、お日様の香りを取り込みたくなります。 でも雨も大切なものだから、あまり鬱にならずに、こういう時は元気になる本を読みましょ…
作家の林真理子さんが日大の理事長に就任されたようですね。 日大といえばアメフト問題に始まり最後は田中理事長の脱税事件逮捕と不祥事が続き、日大芸術学部卒業の林真理子さんも大部心を痛めていた様子でした。 林真理子さんの活躍は執筆以外でも目覚まし…
「まずはこれ食べて」原田ひ香 私の中の最近の注目の作家さんの一人、原田ひ香さん。 読了した本は 「ランチ酒」「ランチ酒おかわり日和」「三人屋」とおすすめはたくさんあります。 全てご飯の描写が美味しそうな小説であり、ちょっと癖のある女性を描きつ…