美味しい小説本
「麦本三歩の好きなもの 第二集」住野よる 「麦本三歩の好きなもの」続編です。 特に何かあるという訳ではないのだけでど、三歩ちゃんの不思議な魅力でまた続きが読みたくなってしまいます。 何なのでしょうか? 基本はほのぼのなんだけど、結構考えさせられ…
「山亭ミアキス」古内一絵 古内一絵さんは「マカンマラン」でご存じの方多いのではないでしょうか。 古内一絵さんの本は表紙デザインが綺麗で、本屋さんに行くと必ず手に取ってしまいます。 この「山亭ミアキス」もご多分に漏れず素敵なんですよね。 そして…
「女神のサラダ」 瀧羽麻子 タイトルに惹かれて何気なく手に取った1冊でしたが、宝くじに当たったような読後感。 とても心温まる本で多くの方に読んでいただければ心の疲労にも効くビタミン剤のよう。 とても素敵な小説でした。 「女神のサラダ」 あらすじ …
「口福のレシピ」原田ひ香 今最も勢いのある作家さんの一人である原田ひ香さん。 料理小説も多く「口福のレシピ」もお料理満載の小説です。 「口福のレシピ」あらすじ 品川留希子の実家は江戸時代から続く「品川料理学園」を経営。 留希子は後継者としての道…
「山の上のランチタイム」高森美由紀 オムライスの表紙、目次に記される料理が美味しい小説なんだなと感じさせます。 そして多分ほっこりタイプのお話なんだと・・・・ 「山の上のランチタイム」あらすじ 山の上のレストランで働く美玖、都会で修行したオー…
「ゆうれい居酒屋」 「食堂のおばちゃん」でおなじみの山口恵以子さんの「食と酒」小説です。 山口恵以子さんの小説はほとんど読破しています。 だって美味しい料理満載でレシピ付きなんですもの。 飲食店舞台にシリーズ化されているのに、新しいシチュエー…
あけましておめでとうございます。 元旦の日は「孤独のグルメ」を満喫しながらゴロゴロとゆったりしたお正月を過ごさせていただきました。 時間があるときって意外と読書に集中出来ないものですね。 でも今年もたくさんの美味しい本を読破していきたいと思っ…
菜の花食堂のささやかな事件簿 最近料理を題材にした日常ミステリー小説が増えましたね。 気軽に読めるのでつい買っちゃいます。 こちらも美味しい料理がたくさん出てきますよ。 「菜の花食堂のささやかな事件簿」あらすじ 靖子先生は菜の花食堂を一人で経営…
「麦本三歩の好きなもの」 2016年の本屋大賞で「君の膵臓をたべたい」で2位を受賞された住野よるさんの著書です。 住野よるさんの本は初めてなんですが、「君の膵臓をたべたい」は映画やアニメ化されるまでの人気小説で読みたいと思いつつ、どうもタイ…
「風のベーコンサンド 高原カフェ日誌」柴田よしき 「高原カフェ」「ベーコンサンド」 このキーワードだけで確実に美味しい小説だとわかりますよね。 読み始める前からどんな料理が出てくるのか楽しみです。 「風のベーコンサンド 高原カフェ日誌」あらすじ …
「ヒカルの卵」森沢明夫 たぶん卵料理が出てくる美味しい小説だろうなぁと思って手にしました。 森沢明夫さんなので、ほっこりは間違いなし!? 「ヒカルの卵」あらすじ 養鶏場を経営するムーさん。村の活性化と多くの人に美味しい卵を食べてほしいという思…
「チーズと塩と豆と」 4人の直木賞作家 角田 光代さん、井上 荒野さん、森 絵都さん、江國 香織さんによるヨーロッパを舞台に食をテーマにした短編集です。 NHK・BSで4人の作家がそれぞれヨーロッパの田舎を旅する番組で小説が書かれドラマ化もされ番組に…
「東京會舘とわたし」上下 辻村深月 東京會舘にはクッキングスクールがあって、いつか習いたいと思いつつ、他の料理教室に通ってしまったため、習いそびれてしまいました。 頭のどこかに「東京會舘」が存在していたような気がします。 「東京會舘とわたし」…
「和菓子のアン」坂本司 洋菓子を作る事が多いですが、和菓子も大好き!! ということで表紙が魅力な「和菓子のアン」。 美味しい和菓子満載の小説です。 「和菓子のアン」あらすじ 高校卒業後、デパ地下の和菓子屋さん「みつや」で働くことになったアンちゃ…
「ひなた弁当」 とにかく面白かった!! 新型コロナ、異常気象、自然災害等々、なにかと暗くなる中是非皆さんに読んでほしい1冊です。 「ひなた弁当」あらすじ 50歳目前で会社からリストラされた芹澤良郎。 上司からの裏切り工作でのリストラ。 再就職も…
暑さと新型コロナでまたおうち時間が増えてしまいました。 昼間はお家カフェ、夜は家飲みで日々楽しむようにしています。 今回ご紹介する本は「ちびねこ亭の思い出ごはん 三毛猫と昨日のカレー」です。 「ちびねこ亭の思い出ごはん 三毛猫と昨日のカレー」 …
「巴里マカロンの謎」 「巴里マカロンの謎」が、米澤穂信さんの小市民シリーズの最新作と知ったのは購入後の事。 まあこの手の小説は最初から読まなくても大丈夫だという確信を持っているので、タイトルの「マカロン」がどのようなネタになるのか楽しみにし…
森沢明夫さんといえば、映画、ドラマでもお馴染みですよね。 小説、エッセイ、絵本、ノンフィクションと幅広く活躍されている作家さんです。 森沢明夫 映画 ドラマ 映画 2011年 オリエンタルラジオ主演「津軽百年食堂」 2014年 吉永小百合主「ふしぎ…
もう皆さんご存じの柚木麻子さんの「BUTTER」。 「ランチのアッコちゃん」から始まるアッコちゃんシリーズ3部作を読んだ後に手にした本です。 何の予備知識もなくただ「BUTTER」というタイトルに惹かれ、でもまさかこんなにバターを使った料理が出てくるな…
東野圭吾さんの本はだいぶ読みましたが、ミステリー自体ににのめり込んでしまうので、食に関しての記述はほとんど記憶がありません。 唯一印象に残ったのが「ウインクで乾杯」です。 この作品は1988年に単行本「香子の夢ーコンパニオン殺人事件」として…
毎日雨が続いて気持ちも体も落ち込み気味。 ちょっとでも日が差してくると、嬉しくなって部屋干ししていた洗濯物を外に出して、お日様の香りを取り込みたくなります。 でも雨も大切なものだから、あまり鬱にならずに、こういう時は元気になる本を読みましょ…
作家の林真理子さんが日大の理事長に就任されたようですね。 日大といえばアメフト問題に始まり最後は田中理事長の脱税事件逮捕と不祥事が続き、日大芸術学部卒業の林真理子さんも大部心を痛めていた様子でした。 林真理子さんの活躍は執筆以外でも目覚まし…
「まずはこれ食べて」原田ひ香 私の中の最近の注目の作家さんの一人、原田ひ香さん。 読了した本は 「ランチ酒」「ランチ酒おかわり日和」「三人屋」 全てご飯の描写が美味しそうな小説であり、ちょっと癖のある女性を描きつつ、どちらかというとほっこりさ…
本が好きすぎて、気になったものはつい買ってしまいます。 といって、読むスピードが速いわけではなく、当然積読本が多くなってしまっています。 本屋さんに行くたびに増える本。 まあ、それが喜ばしいことでもあるのですが・・・。 今読んでいる本は、海外…
「植物図鑑」有川浩 高畑充希さんと岩田剛典さん主演で話題になった映画「植物図鑑 運命の恋、拾いました」 この映画は有川浩さんの「植物図鑑」を実写化したものです。 恋愛映画なので、あまり興味ももてず、スルーしてましたが、有川浩さんの「フリーター…
近藤史恵 ビストロシリーズ「マカロンはマカロン」 テレビドラマ西島秀俊さん主演の「シェフは名探偵」をアマゾンプライムで視聴し、面白くてあまりにも美味しそうだったので、すぐに購入した原作本の「マカロンはマカロン」。 著者は近藤史恵さん。 このビ…