エリザベス女王在位70年の祝賀行事でイギリスはお祭り状態ですね。
イギリスが今熱いです!!
日本でもデパートの英国展は大人気ですし、英国風カフェやレストラン、スイーツのお店も増えてきています。
私もイギリスのスイーツ大好きなんです。
フランス菓子よりも作りやすいし、焼き菓子が多いのも魅力的な要素です。
そしてイギリスの作家といえばアガサクリスティー。
ミステリーがお好きな方であれば一度はアガサクリスティーを読まれているのではないでしょうか?
アガサクリスティの作品は未だにドラマや映画化もされていて、常にミステリの女王として君臨していますが、なんと100年前の1920年代に「スタイルズ荘の怪事件」を初出版されています。
100年たった今でも、全く色褪せず多くのファンを魅了しているというのは、いかにアガサクリスティーの小説が優れているかを証明していると思います。
私も学生のころ夢中で読みました。(何十年前の話でしょうかね?)
正直覚えているのは「オリエント急行の殺人」と「そして誰もいなくなった」位。
詳細な描写も皆無に忘れ去っていますが、何となくイギリスのお菓子や料理が数多くストーリの彩を添えていたような記憶があります。
新版も出ているので改めて読み返してみたいものですが、こちらの本でも
作品の内容が垣間見えます。
アガサ・クリスティの晩餐会~ミステリの女王が愛した料理
この本は結構前に購入したものですが、本棚の奥に眠っていたのを探し出しました。
アガサクリスティーの作品に出てくる料理やスイーツのレシピ集です。
料理にはそれぞれ紹介された小説の一説が載っているので、作品を再読する際の参考になりますし、実際読まなくても読んだ気分になれるレシピ集です。
とにかく写真が綺麗で美味しそうなんです。
料理のみならず、テーブルセッティング、風景、インテリアも載っていてイギリスの気分にも浸れます。
アガサクリスティー自身、美味しいものが大好きで、旺盛な食欲の持ち主だったのだとか。
レシピの一部です。
- ウフ・ベネディクト
- 小エビのスフレ・オムレツ
- ヨークシャー・プディング
- ステーキとキドニー・パイ
- クリスマス・プディング
- レモン風味のプディング
- オリエント風の魚料理
- 鶏のゼリーよせのタンバル
- デヴォンシャーのシードル・ケーキ
- 鴨のパテ
つい食器とかにも目がいってしまいます。
- ジャム入りプディング
- アップル・トルテ
等々盛沢山。
残念なことは全ての料理に写真がないこと。
なかなか想像しづらいものもありますが、特にスイーツ類は作ってみたいものです。
ただアレンジしないとかなりの高カロリーのような気がしますが・・・。
イギリス料理は美味しくないという方が多いですが、実際フランス料理と比べると質素な感じは否めませんが、決して負けず劣らず、むしろ日本人にはイギリス料理の方が好みではないかなと感じます。
この本を見ながら作品を読まれるとより一層イギリスを感じることが出来そうです。
それにしてもイギリス文学って食べ物の描写が特に多いような気がしませんか?
ポチッとしていただくとうれしいです。
よろしくお願いします。