えっ!?キャロットケーキって!?
実はお店にキャロットケーキが置いてあると必ず買ってしまうという位キャロットケーキが大好きなんです。
自分でも作ります。
オイルタイプは簡単で美味しいけれどバターが香る方が好きかな?
レーズンやナッツ、ココナッツを加えたりとバリエーションは豊富です。
どういう風に作ってもキャロットケーキは美味しいのがこのケーキの凄いところ。
そんなキャロットケーキというタイトルがついた海外ミステリーを図書館で発見!!
借りますよ、そりゃぁねぇ。
お菓子探偵ハンナシリーズ
この「キャロットケーキがだましている」はお菓子探偵ハンナシリーズの第10弾なんです。
何と22冊も出ていました。
- 「チョコチップ・クッキーは見ていた」
- 「ストロベリー・ショートケーキが泣いている」
- 「ブルーベリー・マフィンは復讐する」
- 「レモンメレンゲ・パイが隠している」
- 「ファッジ・カップケーキは怒っている」
- 「シュガークッキーが凍えている」「ピーチコブラーは嘘をつく」
- 「チェリー・チーズケーキが演じている」
- 「キーライム・パイはため息をつく」
- 「キャロットケーキ」がだましている
- 「シュークリームは覗いている」
- 「プラムプディングが慌てている」
- 「アップルターンオーバーは忘れない」
- 「デビルスフード・ケーキが真似ている」
- 「シナモンロールは追跡する」
- 「レッド・ベルベット・カップケーキが怯えている」
- 「ブラックベリー・パイは潜んでいる」
- 「ダブルファッジ・ブラウニーが震えている」
- 「ウェディングケーキは待っている」
- 「バナナクリーム・パイが覚えている」
- 「ラズベリー・デニッシュはざわめく」
- 「チョコレートクリーム・パイが知っている」
どのタイトルも美味しそうで魅力的ですね。
事件は全てハンナが解決?お菓子も全てハンナが作ったのか興味あります。
「キャロットケーキがだましている」内容
ハンナはクッキージャーのオーナー。
共同経営者のリサと旦那様のハーブの親戚100人が集まっての大パーティーから物語は始まります。
ハーブの母の弟のガス(この段階で頭が混乱(;^ω^))は長い間行方不明だったが、このパーティに突如姿を現しその後殺されてしまいます。
ガス自身の行方不明後の謎、そして殺した犯人をハンナが解き明かしている間、ハンナの恋人や家族との関係などをちりばめながら真相解明に向けて話が進められていきます。
登場人物が多く、相関図がないと互いの関係性がわからなくなって、何度も前に戻って読み直してしまいますが、あまり殺人犯解明の重要人物は少ないので、誰だかわからなくなっても、読み進んで大丈夫です。
ミステリー自体は特に大きな謎ときというものもなく、あっ、犯人はこの人だったのねという程度の感想しかないのですが、とにかくアメリカン料理やスイーツのメニューが、それもレシピつきなので、こちらの方に魅力を感じてしまいました。
ざっとあげると
*ヴァイキング・クッキー
ホワイトチョコとオーとミールを使ったクッキー。
*サーモンケーキ ディルソースorエドナの簡単セロリソース添え
サーモンハンバーグのようなものですね。
セロリソースはキャンベルのセロリクリームソースに生クリームを合わせたもの。
これでびっくりするくらい美味しくなるそう。
*ハンナのスペシャル・キャロットケーキ
パイナップル、クルミを加える。
*レーズン・ドロップ
レーズンがたっぷり入ったクッキー
*ココアファッジ チョコレートフロスティングをかけて
*お葬式用ホットディッシュまたはアニバーサリー・ホットディッシュ
ミートソースとマカロニをオーブンで焼いたもの
*サニーのサニー・ベジタブル・サラダ
ブロッコリー、カリフラワー、チェダーチーズ、レーズン、玉ねぎを混ぜたものに
マヨネーズ、グラニュー糖、赤ワインビネガーで合わせたドレッシングを
かけたもの。
マヨネーズにグラニュー糖なんてさすがアメリカ人!!
隠し味ではなく結構量入れているんですよ。
ちょっと怖いけど興味あります。
*レッド・ベルベットクッキー
*ワンマンシタ・キャセロール
ひき肉を香味野菜で炒め、ヌードル、トマト缶、スパイス等を加えオーブンで焼く。
*クララ&マーがリート・ホーレンベックのメキシカン・ホットディッシュ
野菜、チーズ、米、スパイスなどを混ぜ、オーブンで焼き、
更にコーンチップ、チーズをのせて焼いたもの。
*チョコレート・ピーナッツバター・ケーキ
ピーナッツバターを加えたケーキにチョコレートをかける。
*スカンジナビアン・アーモンドケーキ
全てレシピが記載されているんですよ。
タイトルのキャロットケーキを作ろうかと思いましたが、事件の鍵にもなるレッド・ベルベットクッキーを作ってみました。
リサのお父さんのジャックは認知症を患っていたが、亡き妻がよく作ってくれたレッドベルベット・クッキーをハンナが見事に再現し、ジャックの昔の記憶を取り戻すきっかけにもなったクッキーです。
レッドベルベットケーキはココア生地に赤着色料を混ぜたケーキにバタークリームを挟んだものですが、そのクッキーバージョンということです。
記載のレシピの約半量で、分量も変えましたが、ある程度忠実に作ってみました。
レッド・ベルベットクッキー レシピ
スイートチョコレート 25g
無塩バター 60g
ブラウンシュガー 25g
グラニュー糖 20g
重曹 小匙1/4
塩 ひとつまみ
卵 1/2個
赤の食用色素 小匙2
サワークリーム 30g
薄力粉 80g
チョコチップ 50g
クリームチーズフロスティング
無塩バター 30g
クリームチーズ 90g
粉糖 100g
レモン汁 小匙1~2
1.スイートチョコレートは600wの電子レンジに1分半かけて溶かしておく。
2.柔らかくしたバターに、グラニュー糖、ブラウンシュガーを3回に分けて加え
ホイッパーでよく混ぜる。水で溶いた赤色素を加える。
3.塩、重曹を加え混ぜる。
4.卵を2回に分けて加えよく混ぜる。
5.サワークリーム、溶かしたチョコレートを加える。
6.ふるった粉を加え、ゴムべらで混ぜる。
7.チョコチップを加える。
8.小匙スプーンでクッキングシートを敷いた天板に生地を落とす。
180℃のオーブンで15分焼く。焼きあがったら冷ましておく。
9.フロスティングを作る。バター、クリームチーズを柔らかくし、
粉等、レモン汁と一緒によく混ぜる。
10.クッキーにフロスティングをたっぷりかける。
ココア生地だと赤色がしっかり出るのですが、チョコレートのせいなのか赤色が思ったほど出てきませんでした。
クッキーはしっとりとして、フロスティングとよく合います。
チョコレート生地にチョコチップなので甘いかなぁと思いましたが、甘みは丁度良くパクパク食べてしまいました。
ココア生地にしてしっかり赤色を出せるよう再度挑戦してみますね。
他のメニューも作ってみたいですね。
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