「Dr.石原メソッド 世にも美しい癌の治し方: 36.5℃命!!私の癌が溶けたわけ」
昨年実は母が癌になり、高齢で心配だったのですが手術をし、結果無事に今は元気に過ごしています。
癌家系ではないので癌に関しては全く心配していなかったのですが、やはり今は2人に1人が癌になるといわれる時代なんだと改めて実感させられました。
再発の心配は勿論あるのでkindle unlimitedで癌に関する無料で読める本を片っ端から斜め読みしました。
そんな時出会ったのがこちらの一冊。
癌になっても、もしかしたら大丈夫かなと勇気をもらえた1冊でした。
「世にも美しい癌の治し方」あらすじ
著者のムラキテルミさんは2009年に余命3ヶ月の原発性肝臓癌と診断され、「手術」「抗癌剤治療」での延命は難しいと宣告されてしまいます。
そんな時出会ったのが石原結實医学博士。
・「一日一食にすること」
・「体温を上げること」
この2つを自宅で実践し、13ヶ月後に肝臓癌が溶けて現在は元気に食品や雑貨の通販ビジネス、講演、著作活動を行っていらっしゃるようです。
最初に絵本形式で癌になったいきさつ、石原先生との出会い、Dr.石原メソッドの実践、経過と壮絶な実体験を綴っています。
実際に実践されたことは
「一日一食にすること」
癌の原因は石原先生曰く「血液の汚れ」。
そして「血液の汚れ」は「体温の低下」と「食べ過ぎ」が原因なのだとか。
といっても、夜まで何も食べないというわけではなく、朝は人参ジュース、お昼はお蕎麦半人前など少量、夜は和食中心にたっぷりとって、その間生姜紅茶は好きなだけ飲んで大丈夫という内容です。
液体にすることで胃腸を休ませることができるので、人為的な断食効果が得られるようです。
もう一つは
「体温を上げること」
現代人は平熱が平均35℃台と低体温になっています。
人体内の化学反応は36.5℃で営まれているため、体温が下がることで化学反応が十分に営まれず血液の流れが悪くなるのです。
癌の苦手な環境が高体温!!
体温を36.5℃以上にすると癌は進行しにくくなり、再発や転移のリスクも少なるなるそうなんですね。
体温を上げるためには腹巻などで体を冷やさないこと、生姜紅茶を飲んで体を温めること。
これらを実践し、また実際に石原先生が伊豆高原に開いた施設である断食道場「ヒポクラティック・サナトリウム」に2週間入って石原先生の診断も受けます。
その後は癌が体内から排出される様子がちょっと怖ろしい位なのですが細かく綴っています。
他の方の体験談や人生の生き方なども最後に語られていてなかなか重みのある内容でした。
「世にも美しい癌の治し方」感想
著者ムラキテルミ自身の実際の体験談なので説得力があります。
癌が消えていく様子は凄まじいものがあって、医師の診断がないとちょっと怖いなと感じましたが、現在癌患者の方に希望が持てる内容ですし、癌でなくても予防にもなると思います。
癌の原因が「食べ過ぎ」と「体温の低下」ということにびっくりですよね。
ほとんどの方がまずい!!当てはまっている!!と思われたのではないでしょうか。
私も平均体温は35℃台なので慌てました。
気温も毎年高温になってきているので、体を冷やしてしまう行為の方が多くなってしまうのですよね。
母の癌をきっかけにこの1年で食生活を見直し、前回の記事にも書いた「野菜スープ」の実践や生姜紅茶、冬はなるべく腹巻をするようになど、体を温める事をしたら母は今36.5℃台をキープしています。
私自身は何とか36℃台までは持ってきましたが、もうちょっとですね。
人参ジュースは人参2本とリンゴ1個を皮、芯、種と共にジューサーへ。
ミキサーではだめなのかしら?と思って石原先生の他の本を読んで調べてみたら食物繊維が栄養の吸収を妨げるとのことでした。
ただ食物繊維は大事なので他の食品で補ってくださいとのことです。
食べ過ぎない事と36.5℃の体温維持。
これで本当に癌が防げるのか、また全ての方の癌が治るのかもわかりません。
でも難しい事ではないのでなるべく体を冷やさないようにして、人参ジュースと紅茶生姜、そして食べ過ぎない事に気を付けていこうと思います。
一読お勧めです。
こちらの本は今現在Kindle unlimitedで無料で読めます。
また石原先生の本も無料で読めるものがあるので一緒に読まれてみてはいかがでしょうか。