美味しいものに出会える本

美味しい料理やスイーツが登場する小説、エッセイ、漫画本をご紹介します。たまにレシピも♪ アドセンス及びアフィリエイト広告を利用しています。

目から鱗のレシピが満載!「23時のおつまみ研究所」/スケラッコ~焦がしニラ玉半熟仕上げ

「23時のおつまみ研究所」小田真規子/スケラッコ ポプラ社 SNSで話題になっていたので購入。 料理レシピ本大賞4回入賞、きょうの料理や多くのレシピ本を出されている人気料理研究家「小田真規子」さんがおつまみについて徹底的に研究されたレシピと人気漫…

書店員は食べていけないのか?「店長がバカすぎて」早見和真~ちくわパン

「店長がバカすぎて」早見和真 角川春樹事務所 早見和真さんは2015年に「イノセント・デイズ」で日本推理作家協会賞を受賞、2020年「店長がバカすぎて」で本屋大賞ノミネート、「ザ・ロイヤルファミリー」でJPA賞馬事文化省・山本周五郎賞を受賞され…

旅する喜びと美味しさが詰まったエッセイ「旅ごはん」小川糸~ツェペリナイ

「旅ごはん」小川糸 白泉社 暑さのせいか、集中力に欠けてしまって、読書量が減っています。 こういう時はさらっと読めるエッセイが一番! 大好きな小川糸さんのエッセイ集。 旅の面白さと美味しいものをギュッと詰め込んだ一冊です。 「旅ごはん」内容 「旅…

婚活はおでん屋さんで!「婚活食堂」山口恵以子~瓜の印籠漬け

「婚活食堂」山口恵以子 「婚活食堂」の初版が2019年9月20日。 発売と同時に購入していて、2巻、3巻その後も発売の度に購入。未読のまま今に至る・・・・。 つまり積読ですね。 読もう読もうと思いつつ、大袈裟ではなく本屋に行くたびに山口恵以子…

未知のスイーツに出会える小説「ときどき旅に出るカフェ」近藤史恵~ロシア風ツップフクーヘン

「ときどき旅に出るカフェ」近藤史恵 近藤史恵さんの小説は美味しそうな食べ物が出てくるから大好きです。 小説自体も面白いけど、出てくる「世界のスイーツ」に興味津々。 聞いたこともないメニューが登場するので検索しながら、食べたことがないスイーツに…

ようやく買えた芸術品「甘雨」のクッキー缶

「甘雨」のクッキー缶 友人から今巷で人気のスイーツのお店を教えてもらいました・・・が、彼女も実は一度も食べたことがないのだとか。 でもお菓子好きの間ではとにかく話題になっているのよ~~とのこと それがこちらのお店 ↓ ↓ ↓ www.kanu-fks.com 気にな…

自分の家が一番好き!「家が好きな人」井田千秋~ポテトサラダのトースト

「家が好きな人」井田千秋 リュエルコミックス 2023年2月1日に発売され、めちゃくちゃ売れている「家が好きな人」 イラストレーターとして活動されている井田千秋さんによる作品です。 私もアウトドアよりもお家でまったりしてる方が好きなのでこうい…

絶品お取り寄せパン!「rebake(リベイク)」は美味しいパンが魅力!

お取り寄せパン「rebeke(リベイク) パンが大好きでたまにパン活をしているのですが、お取り寄せパンの「rebake」を知ってから、もっぱらこちらを利用しています。 手軽に人気の極上パンが味わえますので、パン好きの方にはお勧めです。 「rebake(リベイク…

食べることから感じる喜びと共感「やっぱり食べに行こう。」原田マハ~パクチーのサラダ

「やっぱり食べに行こう。」原田マハ 毎日文庫 幅広い層から支持を受けている原田マハさん。 小説、アートと同じくらい「おいしいもの」が大好き!な著者が綴る美味エッセイ集です。 このエッセイ集は、食べる事や料理にまつわるエピソードを通じて、原田マ…

イタリア人が「サイゼリヤ」を絶賛!!「イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ」マッシミリアーノ・スガイ~メロンパン

「イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ」マッシミリアーノ・スガイ noteで「サイゼリヤの完全攻略マニュアル」が話題の日伊通訳者マッシミリアーノ・スガイ氏による日本の食事大好きエッセイ集です。 フランスやイタリア料理を崇拝する私としては…

最後に食べたいおやつは?「ライオンのおやつ」小川糸~ミルクレープ

「ライオンのおやつ」小川糸 小川糸さん、大好きな作家さんです。 「ライオンのおやつ」は2020年の本屋大賞第2位の作品です。 ちなみにこの時の大賞は凪良ゆうさんの「流浪の月」でした。 審査員の方達相当悩んだだろうなぁ。 NHKでドラマ化もされたよ…

犯人は誰!?ミステリー要素たっぷりの「明日の食卓」椰月美智子~イチゴジャムトースト

「明日の食卓」椰月美智子 何も情報もなく手に取った1冊。 タイトルからほのぼの系を想像したのだけど、真逆でなかなかシビアな作品でした。 菅野美穂、高畑充希、尾野真千子の主演で映画化もされていましたので、なかなかの問題作だったんですね。 犯人は…

理想の朝ごはん「僕とおじさんの朝ごはん」桂望実~海老とハンペンの焼売入りお弁当

「僕とおじさんの朝ごはん」桂望実 桂望実さん、初めて読みました。 美味しい朝ごはんがたくさん出てくるのかと思ったら、意外にシビアな内容で想像とはだいぶ違ってました。 最後の朝ご飯の描写が最高です。 「僕とおじさんの朝ごはん」あらすじ 無気力な水…

ガリレオ先生は野菜がお好き?「沈黙のパレード」東野圭吾~野菜の炊き合わせ

「沈黙のパレード」東野圭吾 東野圭吾さんの著作が100冊刊行され、国内累計発行部数が1億部を突破したとニュースになりましたね。 私もミステリーの中では東野圭吾さんが断トツ大好きで、何とか半分くらいは読んだのかな? 発行期間が速くて読んでも読ん…

何故か惹かれる不思議な小説「麦本三歩の好きなもの 第二集」住野よる~キャラメルコーンとハイボール

「麦本三歩の好きなもの 第二集」住野よる 「麦本三歩の好きなもの」続編です。 特に何かあるという訳ではないのだけでど、三歩ちゃんの不思議な魅力でまた続きが読みたくなってしまいます。 何なのでしょうか? 基本はほのぼのなんだけど、結構考えさせられ…

現代のホラーファンタジー「山亭ミアキス」古内一絵~ボクスティ(じゃがいものパンケーキ)

「山亭ミアキス」古内一絵 古内一絵さんは「マカンマラン」でご存じの方多いのではないでしょうか。 古内一絵さんの本は表紙デザインが綺麗で、本屋さんに行くと必ず手に取ってしまいます。 この「山亭ミアキス」もご多分に漏れず素敵なんですよね。 そして…

優しい気持ちになれる本「女神のサラダ」 瀧羽麻子~野菜サラダ

「女神のサラダ」 瀧羽麻子 タイトルに惹かれて何気なく手に取った1冊でしたが、宝くじに当たったような読後感。 とても心温まる本で多くの方に読んでいただければ心の疲労にも効くビタミン剤のよう。 とても素敵な小説でした。 「女神のサラダ」 あらすじ …

今夜は大根で「大根はエライ」久住昌之~ブリ大根

「大根はエライ」久住昌之 絵本っていいですよね。 ただ子供がいるわけでもなく、一般本だけでも欲しい本だらけなので、絵本にまではなかなか購入する余裕がないのが現状。 「大根はエライ」は孤独のグルメの原作者久住昌之さんの絵本。 2019年代24回…

レシピって有難い!!「口福のレシピ」原田ひ香~豚肉の生姜焼き

「口福のレシピ」原田ひ香 今最も勢いのある作家さんの一人である原田ひ香さん。 料理小説も多く「口福のレシピ」もお料理満載の小説です。 「口福のレシピ」あらすじ 品川留希子の実家は江戸時代から続く「品川料理学園」を経営。 留希子は後継者としての道…

山の上のおむすびは最上のご馳走です「山の上のランチタイム」高森美由紀~オリーブオイルの塩むすび

「山の上のランチタイム」高森美由紀 オムライスの表紙、目次に記される料理が美味しい小説なんだなと感じさせます。 そして多分ほっこりタイプのお話なんだと・・・・ 「山の上のランチタイム」あらすじ 山の上のレストランで働く美玖、都会で修行したオー…

「ゆうれい居酒屋」山口恵以子~黒オリーブと高菜のタレの混ぜ麺

「ゆうれい居酒屋」 「食堂のおばちゃん」でおなじみの山口恵以子さんの「食と酒」小説です。 山口恵以子さんの小説はほとんど読破しています。 だって美味しい料理満載でレシピ付きなんですもの。 飲食店舞台にシリーズ化されているのに、新しいシチュエー…

昔の味は美味しい!!「明治・大正・昭和のレシピで食道楽」小野員裕

「明治・大正・昭和のレシピで食道楽」 小野員裕(おのかずひろ)さんといえば、元祖カレー料理研究家で横濱カレーミュージアム初代名誉館長としてもご存じの方も多いのではないでしょうか。 その後もレトルトカレー「小野員裕の鳥肌の立つカレー」や「横濱…

蟹と苺が恋の始まり!「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」島本理生~ホワイトストロベリー

あけましておめでとうございます。 元旦の日は「孤独のグルメ」を満喫しながらゴロゴロとゆったりしたお正月を過ごさせていただきました。 時間があるときって意外と読書に集中出来ないものですね。 でも今年もたくさんの美味しい本を読破していきたいと思っ…

主役はごぼう!!「菜の花食堂のささやかな事件簿」碧野圭~豚肉の柳川風

菜の花食堂のささやかな事件簿 最近料理を題材にした日常ミステリー小説が増えましたね。 気軽に読めるのでつい買っちゃいます。 こちらも美味しい料理がたくさん出てきますよ。 「菜の花食堂のささやかな事件簿」あらすじ 靖子先生は菜の花食堂を一人で経営…

塩だけで煮るかぼちゃは確かに美味しかったです。「かぼちゃを塩で煮る」牧野伊三夫

「かぼちゃを塩で煮る」 書籍や雑誌、高校などの装丁や個展を行うなどの活躍をされている画家の牧野伊三夫さんの 特にお酒飲みにはたまらないエッセイ集です。 作ってみたくなるレシピも満載なので、1冊の料理本ともいえそうな面白いエッセイです。 「かぼ…

ブルボン原理主義って!?「麦本三歩の好きなもの」住野よる~ブルボンのお菓子

「麦本三歩の好きなもの」 2016年の本屋大賞で「君の膵臓をたべたい」で2位を受賞された住野よるさんの著書です。 住野よるさんの本は初めてなんですが、「君の膵臓をたべたい」は映画やアニメ化されるまでの人気小説で読みたいと思いつつ、どうもタイ…

読んだら必ず作りたくなる「風のベーコンサンド 高原カフェ日誌」柴田よしき~ベーコンサンド

「風のベーコンサンド 高原カフェ日誌」柴田よしき 「高原カフェ」「ベーコンサンド」 このキーワードだけで確実に美味しい小説だとわかりますよね。 読み始める前からどんな料理が出てくるのか楽しみです。 「風のベーコンサンド 高原カフェ日誌」あらすじ …

最強の卵かけごはんが味わえる小説「ヒカルの卵」森沢明夫

「ヒカルの卵」森沢明夫 たぶん卵料理が出てくる美味しい小説だろうなぁと思って手にしました。 森沢明夫さんなので、ほっこりは間違いなし!? 「ヒカルの卵」あらすじ 養鶏場を経営するムーさん。村の活性化と多くの人に美味しい卵を食べてほしいという思…

直木賞作家たちによるアンソロジー「チーズと塩と豆と」角田 光代/井上 荒野/森 絵都/江國 香織~そば粉のガレット

「チーズと塩と豆と」 4人の直木賞作家 角田 光代さん、井上 荒野さん、森 絵都さん、江國 香織さんによるヨーロッパを舞台に食をテーマにした短編集です。 NHK・BSで4人の作家がそれぞれヨーロッパの田舎を旅する番組で小説が書かれドラマ化もされ番組に…

「Dr.石原メソッド 世にも美しい癌の治し方: 36.5℃命!!私の癌が溶けたわけ」ムラキテルミ

「Dr.石原メソッド 世にも美しい癌の治し方: 36.5℃命!!私の癌が溶けたわけ」 昨年実は母が癌になり、高齢で心配だったのですが手術をし、結果無事に今は元気に過ごしています。 癌家系ではないので癌に関しては全く心配していなかったのですが、やはり今は2…