「麦本三歩の好きなもの 第二集」住野よる 「麦本三歩の好きなもの」続編です。 特に何かあるという訳ではないのだけでど、三歩ちゃんの不思議な魅力でまた続きが読みたくなってしまいます。 何なのでしょうか? 基本はほのぼのなんだけど、結構考えさせられ…
「山亭ミアキス」古内一絵 古内一絵さんは「マカンマラン」でご存じの方多いのではないでしょうか。 古内一絵さんの本は表紙デザインが綺麗で、本屋さんに行くと必ず手に取ってしまいます。 この「山亭ミアキス」もご多分に漏れず素敵なんですよね。 そして…
「女神のサラダ」 瀧羽麻子 タイトルに惹かれて何気なく手に取った1冊でしたが、宝くじに当たったような読後感。 とても心温まる本で多くの方に読んでいただければ心の疲労にも効くビタミン剤のよう。 とても素敵な小説でした。 「女神のサラダ」 あらすじ …
「大根はエライ」久住昌之 絵本っていいですよね。 ただ子供がいるわけでもなく、一般本だけでも欲しい本だらけなので、絵本にまではなかなか購入する余裕がないのが現状。 「大根はエライ」は孤独のグルメの原作者久住昌之さんの絵本。 2019年代24回…
「口福のレシピ」原田ひ香 今最も勢いのある作家さんの一人である原田ひ香さん。 料理小説も多く「口福のレシピ」もお料理満載の小説です。 「口福のレシピ」あらすじ 品川留希子の実家は江戸時代から続く「品川料理学園」を経営。 留希子は後継者としての道…
「山の上のランチタイム」高森美由紀 オムライスの表紙、目次に記される料理が美味しい小説なんだなと感じさせます。 そして多分ほっこりタイプのお話なんだと・・・・ 「山の上のランチタイム」あらすじ 山の上のレストランで働く美玖、都会で修行したオー…
「ゆうれい居酒屋」 「食堂のおばちゃん」でおなじみの山口恵以子さんの「食と酒」小説です。 山口恵以子さんの小説はほとんど読破しています。 だって美味しい料理満載でレシピ付きなんですもの。 飲食店舞台にシリーズ化されているのに、新しいシチュエー…
「明治・大正・昭和のレシピで食道楽」 小野員裕(おのかずひろ)さんといえば、元祖カレー料理研究家で横濱カレーミュージアム初代名誉館長としてもご存じの方も多いのではないでしょうか。 その後もレトルトカレー「小野員裕の鳥肌の立つカレー」や「横濱…
あけましておめでとうございます。 元旦の日は「孤独のグルメ」を満喫しながらゴロゴロとゆったりしたお正月を過ごさせていただきました。 時間があるときって意外と読書に集中出来ないものですね。 でも今年もたくさんの美味しい本を読破していきたいと思っ…
菜の花食堂のささやかな事件簿 最近料理を題材にした日常ミステリー小説が増えましたね。 気軽に読めるのでつい買っちゃいます。 こちらも美味しい料理がたくさん出てきますよ。 「菜の花食堂のささやかな事件簿」あらすじ 靖子先生は菜の花食堂を一人で経営…
「かぼちゃを塩で煮る」 書籍や雑誌、高校などの装丁や個展を行うなどの活躍をされている画家の牧野伊三夫さんの 特にお酒飲みにはたまらないエッセイ集です。 作ってみたくなるレシピも満載なので、1冊の料理本ともいえそうな面白いエッセイです。 「かぼ…
「麦本三歩の好きなもの」 2016年の本屋大賞で「君の膵臓をたべたい」で2位を受賞された住野よるさんの著書です。 住野よるさんの本は初めてなんですが、「君の膵臓をたべたい」は映画やアニメ化されるまでの人気小説で読みたいと思いつつ、どうもタイ…
「風のベーコンサンド 高原カフェ日誌」柴田よしき 「高原カフェ」「ベーコンサンド」 このキーワードだけで確実に美味しい小説だとわかりますよね。 読み始める前からどんな料理が出てくるのか楽しみです。 「風のベーコンサンド 高原カフェ日誌」あらすじ …
「ヒカルの卵」森沢明夫 たぶん卵料理が出てくる美味しい小説だろうなぁと思って手にしました。 森沢明夫さんなので、ほっこりは間違いなし!? 「ヒカルの卵」あらすじ 養鶏場を経営するムーさん。村の活性化と多くの人に美味しい卵を食べてほしいという思…
「チーズと塩と豆と」 4人の直木賞作家 角田 光代さん、井上 荒野さん、森 絵都さん、江國 香織さんによるヨーロッパを舞台に食をテーマにした短編集です。 NHK・BSで4人の作家がそれぞれヨーロッパの田舎を旅する番組で小説が書かれドラマ化もされ番組に…
「Dr.石原メソッド 世にも美しい癌の治し方: 36.5℃命!!私の癌が溶けたわけ」 昨年実は母が癌になり、高齢で心配だったのですが手術をし、結果無事に今は元気に過ごしています。 癌家系ではないので癌に関しては全く心配していなかったのですが、やはり今は2…
「眠れぬ夜はケーキを焼いて」 2022年度の第9回料理レシピ本受賞作が発表されましたね。 料理部門は「リュウジ式至高のレシピ 人生でいちばん美味しい!基本の料理100」 お菓子部門は「満月珈琲店のレシピ帖」でした。 「眠れぬ夜はケーキを焼いて」…
まだまだ暑い日が続きますが、秋はすぐそこ。 既に私の脳内は秋の味覚でいっぱいになっています。 ちょっと涼しくなるとお菓子を作りたくなっちゃうんですよね。 今チーズケーキ人気です。 って、チーズケーキはずっとスイーツ界の人気者です。 ニューヨーク…
ものがたり珈琲 コーヒーは好きだけれどあまり冒険はしません。 苦みや酸味が強いのは好みではないので、いつも無難なブレンドコーヒー。 本当は色々試してみたいのですが、カフェに入ると落ち着きたいので馴染みの味を求めてしまうし、袋で買って好みの味で…
「東京會舘とわたし」上下 辻村深月 東京會舘にはクッキングスクールがあって、いつか習いたいと思いつつ、他の料理教室に通ってしまったため、習いそびれてしまいました。 頭のどこかに「東京會舘」が存在していたような気がします。 「東京會舘とわたし」…
「和菓子のアン」坂本司 洋菓子を作る事が多いですが、和菓子も大好き!! ということで表紙が魅力な「和菓子のアン」。 美味しい和菓子満載の小説です。 「和菓子のアン」あらすじ 高校卒業後、デパ地下の和菓子屋さん「みつや」で働くことになったアンちゃ…
「ひなた弁当」 とにかく面白かった!! 新型コロナ、異常気象、自然災害等々、なにかと暗くなる中是非皆さんに読んでほしい1冊です。 「ひなた弁当」あらすじ 50歳目前で会社からリストラされた芹澤良郎。 上司からの裏切り工作でのリストラ。 再就職も…
夏になると、さほど食べているわけではないのに、体が重くなります。 たぶん水分採り過ぎのむくみが原因ではないかと。 つい冷たいもの飲んじゃうんですよね。 夏野菜にはむくみを解消するというので、積極的に採るようにしています。 特になすはどんな料理…
興味深い本を見つけちゃいました。 日本イタリア料理界のマンマこと堀川春子さんを中心に書かれた日本イタリア料理史です。 「日本イタリア料理事始め~堀川春子の90年」内容 堀川春子さんは1917年(大正6年)に生まれ、1933年(昭和8年)15歳…
まい泉HPより引用 デパ地下に入っているまい泉を覗いたところ、「ずんだあんサンド~杏ジャム入り~」なるものを発見。 まい泉と木村屋総本店がコラボした商品第2弾とのこと。 第1弾は「あんバターサンド」だったんですね。 ずんだあんに杏ジャム!? 考え…
暑さと新型コロナでまたおうち時間が増えてしまいました。 昼間はお家カフェ、夜は家飲みで日々楽しむようにしています。 今回ご紹介する本は「ちびねこ亭の思い出ごはん 三毛猫と昨日のカレー」です。 「ちびねこ亭の思い出ごはん 三毛猫と昨日のカレー」 …
「巴里マカロンの謎」 「巴里マカロンの謎」が、米澤穂信さんの小市民シリーズの最新作と知ったのは購入後の事。 まあこの手の小説は最初から読まなくても大丈夫だという確信を持っているので、タイトルの「マカロン」がどのようなネタになるのか楽しみにし…
コウケンテツさんというと男性料理研究家のはしりの方ですよね 最近はYouTubeでのレシピが人気のようです。 料理研究家がごはんを作るのがしんどいとは? 辛いものがちょっと苦手な私は、コウケンテツさんというと韓国料理的なものが多いのかなというイメー…
夏野菜真っ盛り。 その中でもトマトは毎日食べたくなります。 トマトを毎日食べ続けると トマトを毎日食べ続けた結果、コレステロールや中性脂肪の値が改善するという研究が発表されています。 リコピン、ビタミンA、C、k、カリウムなどが糖尿病、心臓病、…
森沢明夫さんといえば、映画、ドラマでもお馴染みですよね。 小説、エッセイ、絵本、ノンフィクションと幅広く活躍されている作家さんです。 森沢明夫 映画 ドラマ 映画 2011年 オリエンタルラジオ主演「津軽百年食堂」 2014年 吉永小百合主「ふしぎ…