美味しいものに出会える本

美味しい料理やスイーツが登場する小説、エッセイ、漫画本をご紹介します。たまにレシピも♪

真夜中の過ごし方「眠れぬ夜はケーキを焼いて」午後~レモンケーキ

「眠れぬ夜はケーキを焼いて」

2022年度の第9回料理レシピ本受賞作が発表されましたね。

料理部門は「リュウジ式至高のレシピ 人生でいちばん美味しい!基本の料理100」

お菓子部門は「満月珈琲店のレシピ帖」でした。

 

「眠れぬ夜はケーキを焼いて」は昨年第8回コミック賞の受賞作です。

タイトルは勿論、表紙のイラストにも惹かれてしまいました。

 

「眠れぬ夜はケーキを焼いて」内容

 

真夜中に眠れなくて落ち込んだ時、ケーキを作る著者の午後さんのコミックエッセイです。

午後さんは生活サイクルが狂いやすくて調子が悪いことが多く、一日中寝て過ごしてしまう事もあって、そんな罪悪感を何かを作り出すことで生まれる達成感で払拭したいと思う意識で真夜中にケーキを焼いてケーキで癒されるんですね。

 

そんな午後さんの日々のちょっとした悩みと共に焼き菓子や簡単な夜食用料理のレシピを綴ったコミックエッセイです。

ケーキやお料理だけではなく、眠れない真夜中の過ごし方も描いています。

 

第1話 真夜中にケーキを焼く話
第2話 真夜中に豆腐を食べる話
第3話 てんでダメな日にカップケーキを焼く話
第4話 明け方にコンビニに行く話
第5話 雨の日にプリンを蒸す話
第6話 真夜中に部屋を掃除する話
第7話 残暑の日に野菜を食べる話
第8話 真夜中にファミレスに行く話
第9話 寒い日にガトーショコラを焼く話
第10話 真夜中にスコーンを焼く話
第11話 真夜中にレモンケーキを焼く話
第12話 晴れた日に展覧会に行く話
あとがき

 

「眠れぬ夜はケーキを焼いて」感想

私自身、あまり眠れないという事はないので、夜中にいきなりお菓子を焼くという事はないのですが、高校生の頃は試験が近くなるとお菓子を作りたくなるという衝動はありました。

家族がいて寝静まっているときに物音は立てられないので断念しましたが。

 

午後さんは、すこぉ~~し鬱の気があるのかな?

単純に夜眠れないということではなく、昼間に寝てしまうので真夜中に起きてしまうようなので、一日何もしなかった罪悪感からケーキ作りに励むようです。

 

でも何もしたくない時はなぁ~~にもしなくていいと思うし、私も若い頃は、一日何もしないでいると焦燥感に駆られたりした時期もありましたが、今となると何もしなくったって、どうってことないよねと達観できます。

 

あれもこれもと、することばかりに気をとられ、頭の中が整理できない状態の時って誰でもあるような気がします。

そんな時は第6話の「真夜中に部屋を掃除する話」を読むと頭の中の引き出しも整理できそうです。

 

ケーキのレシピもわかりやすくて、後片付けまできちんと描かれていて好感が持てますし、何気に美味しそう。

簡単なので気軽に作れそうなものばかりです。

 

コミックエッセイって結構斜め読みしてしまうことが多いのですが。この本は文章一字一句しっかり読み込んでしまいます。

 

特に悩みとかはなくても、日々の暮らしでくだらないことに鬱々してしまうこともあるので、そんな時に読まれると何となく同じような考えに共感もします。

ケーキ、特に真夜中に作る行為は神経を集中させてくれます。

焼いている間の甘い香りにも精神安定の効果もあるような。

勿論出来上がりの焼きたてのケーキの美味しさは格別でしょう。

 

もしかしたらケーキ作りって鬱々した気分の特効薬なのかもしれません。

 

ケーキを焼くことにそんな意味を考えたことはなかったですが、この本を読んでから改めて考えさせられることが多かったです。

 

本の中の美味しいケーキ

 

どのケーキも美味しそうなんですが、気になったのがレモンケーキ。

著者の午後さんがお店で食べたレモンケーキの美味しさに驚嘆しレシピを探求したもの。

 

たまたま入ったカフェで私ははじめてお店のレモンケーキを頼んだのですが、ひと口食べるなりその美味しさに驚嘆しました。

もちろんこれまでだって何度もレモンケーキを食べたことはありましたが、そのお店のは明らかに群を抜いていて

世の中は広い まだまだ私の知らない美味しいものがたくさんあるんだな・・・と深く感動したのです。

「眠れぬ夜はケーキを焼いて」第11話から引用

 

午後さんの作られたレモンケーキはお店と同じにはならなかったようですが、納得のいくものが出来上がったようです。

 

私もレモンケーキ大好きなので再現してみました。

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卵と砂糖、蜂蜜を湯煎しながらハンドミキサーで泡立て溶かしバター、レモン汁、薄力粉を切るように混ぜ型に流し入れオーブンで焼きます。

冷めたらレモンのアイシングをかけ、アーモンドかピスタチオをのせて完成。

 

カップケーキ型で焼きますが私はパウンド型を使用しました。

酸味が強い方が好みなので、レモンの皮のすりおろし1/2個分と、アイシングのレモン汁小匙1を水の代わりにプラスしました。

 

詳しいレシピとと分量は本をご覧になってください。

 

ふんわり、しっとりとして美味しかったです。

酸味が好きな方はレモンの量増やされた方がいいかと思います。

夏は冷やすと更に美味しくいただけます。

 

 

でもお店のレモンケーキも気になりますね。

 

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まとめ

改めてケーキを作る時間の大切さを学んだ気がします。

私の場合ただ好きだからなのですが、確かにケーキを焼くときはやる気スイッチが入ってしゃきっとするし、その後の家事もスムーズになります。

 

コロナ禍の中、家にいる時間が長いと何もしない時間にいら立ちを感じたりすることもありますが、この本を読むとそういった時間も必要だよねと思えてきます。

 

いつでも読めるように寝室の棚に置いておきたい本です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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