壇蜜さんがエッセイを何冊か出されていたのは知っていましたが、この本は見落としていました。
壇蜜さんといえば昔はグラビアアイドルでセクシーなタレントさんというイメージしかなかったのですが、今は情報番組のコメンテーターをしたり、エッセイを出したりと知性派のイメージが強くなったのではないでし
ょうか?
漫画家の清野とおるさんとの結婚から壇蜜さんに少し興味をもっていたのですが、彼女の経歴を見るとなかなか興味深いものがあります。
一部ご紹介しますね。
「壇蜜」経歴
本名 斎藤 支静加(さいとう しずか)
生年月日 1980年12月3日
出身地 秋田県横手市 1歳で東京移住
学歴 昭和女子大付属小学校、中学、高校、同大学英文科卒
大学時代アメリカ・ボストンへの留学、日本語の教育免許取
卒業後は服部栄養専門学校へ進学、調理師免許を取得、日本舞踊師範。
和菓子工場勤務後、銀座のクラブでホステスを経験。その後葬祭の専門学校日本ヒューマンセレモニー専門学校へ進学し、遺体衛生保全士資格を取得。
ウィキペディア参照
もう凄いですよね。
壇蜜の芸名は「壇」は仏壇を「蜜」はお供え物を意味しているのだとか。
葬儀場で働いたことが芸名を思いついたきっかけになったようです。
この経歴、正直脈絡がなく動いているとも感じてしまいますが、きっとその時々で色々なことを真剣に考えているのでしょうね。
私の中ではグラビアアイドルには全く興味がないので、その当時の壇蜜さんをほとんど知らないのですtが、半沢直樹に出演したあたりから、何となく気になる存在でした。
そして、びっくりしたのが清野とおるさんとの結婚。
清野とおるさんの漫画はいくつか愛読していたのですが、二人の接点が全く不明だったので驚きました。
そんな壇蜜さんの食エッセイ本「たべたいの」
「たべたいの」壇蜜
タイトルが色っぽいですね。
壇蜜さんの事だからさぞ美味しいものを紹介してくれているのかな?と思いきや、ごくごく身近な普通の食材。
見方が独特というか普通の食材が壇蜜さんのセンスが光る文章で独特な食エッセイになっています。
壇i六法ですね。蜜さん自ら描いたイラスト、文字も何とも味わいがあって可愛らしく本当に多才な方なんあだなぁと改めて感じます。
ワードセンスも素晴らしく、「パーティー会場に出てくる妙な料理の面々」を「妙理」と呼んだり、春巻きの中身が小葱入りチリソースしか入っていないものに「春などやって来ない巻」と名付けたりと思わずクスっと笑ってしまいます。
切り口が星形に見えるというだけでちやほやされる「オクラ」に嫉妬したり、賞味期限が切れた牛乳をいつまで飲めるかなどテーマごとの壇蜜さんのちょっと不思議な感性に感心させられます。
所々壇蜜さんの人生も垣間見える素敵なエッセイですよ。
エッセイの題目に一句読んでいるところも才能を感じます。
サクッと読めますが、人生について考えさせられるところもありますので、壇蜜さんファンのみならず一読お勧めです。
壇蜜さんの旦那様の清野とおるさんも食に関しての漫画がありますね。
こちらも面白くてお勧めなのですが、この本の中で清野さんが絶賛するもの一つご紹介します。
百円ローソンで購入できる「干しほたるいか」です。
噛めば噛む程ほたるいかの内臓の風味が口いっぱいに広がり、文句なく旨い!!のです。
日本海産のほたるいかを魚醤油いしりで味付けし、干し上げたもので、化学調味料、保存料不使用という100円なのに優れモノなんです。
私も百円ローソンに行くと必ず買って、家に常備しています。
火で炙るとまたトロっとしてこちらもお勧めです。
教えてくれた清野とおるさん、ありがとう!(^^)!
壇蜜さんの本と一緒に味わってみてはいかがでしょうか?
壇蜜さんと清野とおるさんの二人の食卓一度拝見したいですね。
一緒にエッセイ出して欲しいなぁ。
ポチッとしていただくとうれしいです。
よろしくお願いします。