読書のお供にはコーヒーなどの飲み物の他におやつがあると嬉しい。
レモンのお菓子が大好きなので、先日レモンケーキの型とレモンサブレの型を購入。
レモンサブレはどんな型でもOKなんだけどやはりレモンの形で作るのが可愛いかな。
なんてことはないのだけど、レモンの爽やかさと甘さが何ともしみじみ美味しい。
簡単に作れるのでご紹介します。
レモンサブレ レシピ
7cmレモン型 約12枚分
バター 60g
塩 ひとつまみ
粉糖 60g
アーモンドパウダー 10g
溶き卵 25g
バニラエッセンス 2滴
薄力粉 140g
レモンの皮のすりおろし 小匙1
アイシング
粉糖 50g
レモン汁 10g
1.ボウルにバターを入れ、室温で柔らかくしてから塩を加え、ホイッパーでよく混ぜ、粉糖を3回に分けてその都度よく混ぜる。
2.溶き卵を2回に分けて加え、アーモンドパウダーを加え、バニラエッセンス、レモンの皮のすりおろしも加える。
3.ふるった粉を加えゴムべらで切るように混ぜ、大体混ざったらすりつぶすようにしてなめらかになるまで混ぜる。四角く平らにしてラップに包み冷蔵庫で1時間休ませる。
4.軽くめん棒でたたいて柔らかくし、まとめてから3mm厚さに伸ばし、レモンクッキー型で抜き、オーブンシートを敷いた天板にのせ、180℃に予熱したオーブンで、12~13分焼く。天板ごとケーキクーラーにのせて冷ましておく。
5.アイシングの材料をよく混ぜて冷めたクッキーに刷毛で塗る。あればピスタチオのカットをのせて、そのままケーキクーラーの上で乾かす。
出来上がったレモンサブレとコーヒーと共に読書開始。
読みたかった「世界でいちばん透きとおった物語」。
「世界でいちばん透きとおった物語」杉井光 新潮社
こちらは「王様のブランチ」で話題になったらしく、もの凄く売れているらしい。
SNSではほとんどネタバレがなくて、著書の杉井光さんも初めてだし、正直どんなジャンルなのかもわからないまま、一応文庫本の裏に書いてあるあらすじだけを頼りに購入。
あらすじ
大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、そのうちの一人と子供までつくっていた。それが僕だ。「親父が「世界でいちばん透きとおった物語」という小説を死ぬ間際に書いていたらしい。何か知らないか」宮内の長男からの進路をきっかけに始まった遺稿探し。編集者の霧子さんの助言をもとに調べるのだが・・・・
「世界でいちばん透きとおった物語」より引用
どのように書いてもネタバレにはなってしまうので、詳しくは書けないのだけど半分位読んだところで結末の予測はつきました。ただ自分の予想を遥かに超えた内容で、改めて小説の内容のみならず、本自体をよく見るともの凄いことをやってしまったんだなという事に気づきます。
(意味わからないですよね。小説を読み終えた後に小説の内容と同様の事を杉井光さんは行っているのです)
形になってしまうと実感ないのですが、小説を書く以上の労力を要しているのです。
これは紙の本が売れなくなって電子書籍への挑戦なのかな?と深読みしすぎ?
話題になっているだけに、さっと流してしまうと読後感はえっ?期待ほどでは・・・と感じてしまいますが、とくに最後の方は何回も読み直して改めてその凄さに脱帽!!
あまり上手く説明できないのだけど、なるべく図書館ではなく購入されてじっくりと読まれることをお勧めします。
あっ、こちらの本は美味しい描写はありません。念のため。
コーヒーとレモンサブレと「世界でいちばん透きとおった物語」
レモンサブレが甘みもほどほどで軽くて美味しい。
読書のお供にとてもいいおやつになりました。
本を読みながら手掴みのお菓子を食べると本が汚れて危険なんだけど、大人なのでそこはきちんと気を付けながら。
何はともあれ、やっぱり紙の本はいいなあと改めて気づかせてくれる1冊でした。
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